2012年7月20日金曜日
鎌倉で家を建てること
nikoです。かたつむり一杯の散歩道。面白いのでかたつむりを飼うことにしました。
古屋を壊したところで、地盤調査をしました。
スウェーデン式サウンディング試験で調査したところ、
支持力が若干弱いということで、地盤改良が必要ということになってしまいました。。
地盤改良自体はそんなに大変なことでもないのですが、
鎌倉の諸事情で、私たちの購入した土地がまさに『埋蔵文化財包蔵地』にあたるために
地盤改良の(掘削深度が60cm以上の工事になる)場合は、
計画地内の一画(通常は縦2m×横3m×計画の深さ)を試掘をすることになります。
これがやっかいで、うちは遺跡の上。深く掘れば間違えなく遺物が出てしまう土地です。
試掘は届出してすぐ調査できるものの、試掘して何かが発掘されれば発掘調査となり、
それは試掘後10ヶ月待ち、調査は2ヶ月ほど要するとのことで、
軽く見て1年は家が建てられないとの話になっています。
鎌倉に家を建てるというのは、リスクがあるんですね・・・
この機会に市役所に行って、色々な発掘資料を見てきました。
うちの遺跡の名前もはじめて知りました。
はるか昔、古都鎌倉は人口密度が今より高く、本当に沢山の人が住んできたんだなぁということを実感し、
そんなところに家を構えることに深く感動しています。
利便性が高くて庭も持てるということがメリットで購入した土地ですが、
歴史などを考えるとそんなことはどうでも良くなってきました。
いずれこの事を子供に伝えようねと主人と話しました。
SS式では調査が十分ではないそうなので、お金を出して更なる詳細な地盤調査をし賭けに出る予定です。
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