nikoです。今日は晴れ
息子と散歩途中にあるツバメの巣を見つけました。
雛も順調に育ってきていて、親鳥が餌を運ぶ姿は自分と重ね、息子と毎日見ておりました。
とある日、歩いて近くに来たらつばめの鋭い声がしました。
走って息子と見に行くと、巣と雛たちはカラスに襲撃されていました。
私が巣の下まで来るとカラスは襲撃するのをやめ、近くで私を監視していました。
ツバメの親と見られる2匹はそのカラスを小さな体で追い払おうと最後まで戦っていました。
息子は、すごいビックリしていました。急で何が起こったか分からなかったのかもしれません。
カラス、食べちゃったとか・・・
言っていました。
上に雛が2匹いるけど、様子はわからず帰ってきました。
次の日雨でしたが、私だけ確認しに行くと巣はほぼ壊れていました。
下に死骸も落ちていないし、親鳥がピリピリしている様子なので、
雛は生きているのだと思って安心しました。
が・・・その後、親鳥も巣も空っぽな様子。
どうしたのかな?
自然というのは美しいけど過酷ですね。だから心打たれるのかもしれません。
人間はその点、温室育ちです。
鎌倉・笹目に入る交差点に塔の辻があり、以前その石塔を読んだのですが、
由比の長者の娘が2、3歳(だっけ?)の時に鷹にさらわれ、
路上に落ちた娘の骨と思われるものを親が探し集めて埋めた場所に塔を建てた
と書いてありました。
昔のフィクションとはいえ(?)、なんとなくその話を思い出し、
今頃、ツバメの親鳥はどんな気持ちなのかななんて・・・無事、雛が飛び立っていてくれていたら。
来年も、この鎌倉に帰ってきてくれることを信じて。
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