鎌倉と猫の日記

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2010年4月12日月曜日

子ども手当について

鎌倉と猫の日記は当初から子ども手当を応援しているのですが、どういうわけか子ども手当には批判が多いようです。今日も子ども手当を全額現金給付からサービス給付併用に変えるという案が、総務大臣から出されたそうです。
ちょうどこの数年で、DINKS世帯から専業主婦子無し世帯、専業主婦子有り世帯へと変化している真っ最中の我が家では、子どもを持つと収入・支出やライフスタイルがどう変わるかを実感しているところなのですが、想像以上の大きな変化を感じています。

覚悟していたとはいえやはり大きいのは、子育ては手が掛かるということです。1日の活動時間のかなりを子育てに割く必要がありますし、子どもがいるとできないことも増えます。例えば、今ではもう夫婦揃って横浜に買い物に行くことができなくなりました。横浜の人ごみを乳児を連れて歩くのは怖いです。次に行けるのはまる君が何歳になったときだろう?
まる君が生まれたことで、当分の間、nikoが仕事をすることはなくなりました。幸い我が家では私一人の稼ぎで家族3人+1匹を養うことはなんとかなるので、nikoはまる君の育児に専念するができます。まる君と家族のためにベストだと考えた結果ですが、家計には年間数百万円の打撃です。
家族が増えると支出も当然増えます。しかし、お金がかかるから出産を控えるというのは、支出が増えるからという以上に、収入が激減するからだろうということは想像に難くないです。子無し世帯に増税で、子有り世帯に補助金が出るのは、この差を埋めるには正しい方向性なのではないのでしょうか?

nikoは妊娠中ひどいつわりで、一時入院していました。復帰後も家事がままにならないので、特に重労働になる家の掃除をハウスクリーニングサービスに定期的に依頼することにしました。鎌倉市では、妊娠・育児中の家事手伝いサービスに補助が出ます。ただし、鎌倉市が指定した業者だけです。そして、信頼できる大手の業者は含まれていないのです。
結局、この中から選んだところは、料金は安かったのですが、サービスの質はあまり良くないことが不満になって途中で止めました。大手の料金は高いので、せめて補助の対象になっていれば、多少なりとも助けになるのですが。
もし子ども手当がサービス給付された場合、そのサービス券は「どの業者にも使えることが保証される」のでしょうか?自分の使いたい業者が指定されていなかったために、サービス券が使えませんでしたということが起こったりしないのでしょうか?保育園のサービス券は、同じ効果のあるベビーシッターのサービスには流用できるのでしょうか?
また、サービス給付は子ども関連の支出のすべてをカバーしてくれるのでしょうか?子育てには保育園だけでなく、食費も増えますし、衣類、おもちゃ、子供用の家具、ベビーカーやチャイルドシート、補助学習費(塾や家庭学習)、部活動にもお金がかかります。それだけではなく、子どものための床面積や生活環境や教育環境のために、家も住み替える必要があるかもしれません。子どもが多くなると、車も大きいものが必要になります。子どもの将来のために学資保険だってかけておきたいのが親心でしょう。サービス給付は、この中のどこまでカバーできるのでしょう?

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