今までのところ、身体能力の目覚しい発達に比較して、知能の発達は比較的緩やかだと思うのですが、情緒の発達はそれよりもさらにゆっくりなような気がします。
身体能力の発達と歩調を合わせるように、感情の表現はダイナミックになってきているとは思いますが、基本的な感情のパターンはそれほど変わっていないように見えます。しかし、それでも知能の発達に伴って、情緒面のいくつか変化が見られます。
1.笑い
楽しい時に声を立てて笑うことが増えてきて、楽しいことが持続する間はそれに集中します。楽しいと思う対象の数も徐々に増えているようです。
2.禁止
「ダメ」と強く言ったり、遊んでいるところを強く制止すると、禁止されたということが分かった風をして、泣きます。
3.人見知り
人見知りで泣くことはなく、見知らぬ人をじっと見つめることが多いです。
4.分離不安
一所懸命遊んでいるときはそうでもないですが、そうでないと独りにすると泣きます。
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