鎌倉と猫の日記

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2009年6月27日土曜日

病害虫と農薬について ~ ジュンク堂に行ってきました。

今日は、藤沢まで書店に行ってきました。去年の12月にビックカメラの上にオープンしたジュンク堂は、結構蔵書の数が多いのでよいです。

このところナスが病気になったのではないかという疑いが出て、植物の病気についてすぐに調べることができるようにしておきたいと思っていたので、写真つきの事典を買ってみました。もっと分厚くて冊数も多くて値段も高いものもあったのですが、とても使いこなせるとは思えなかったので、手ごろそうだったこれを選びました。
かなり多くの野菜をカバーしている上、病気と害虫の両方に対応していて、サイズもハンディで値段も手ごろで、よいのではないかと思います。


ついで買ったのが、農薬の事典と、除草剤を研究をしたひとの自伝的な本です。病害虫が発生した場合、最終的には農薬を使う可能性があると考えているので、農薬のことについて多少なりと理解しておきたいと思ったためです。
ところで、農薬や化学肥料については、いろいろな考え方の人がいることは知っていますが、私は有機農法や自然農法という考え方について、懐疑的に考えています。(nikoはまた違った考えを持っているようですが。)
農薬や化学肥料の「害」についての説明を聞いても、内容が科学的であるように思えないのですが、どうなのでしょう?特に化学肥料については、何が問題なのかいまだに理解できていません。世の中には有機肥料すら有害だと信じている人がいるようですが、(もちろん、食べすぎで肥満や成人病になる人もいるので、栄養分が有害であるといえばそうなのかも知れませんが、)肥料を与えないで、どうやって野菜が育つのでしょうか?
農薬について安全上の懸念があることは理解できなくはないですし、あまり使いたいものでもないですが、人間が病気になったときには薬を使うように、植物が病気になったら農薬を使うことは自然なことではないかと思います。もちろん、薬には副作用があって医者や薬剤師が用法・用量を管理するように、農薬も適切に管理して使わなければならない代わりに、適切に使えば健康的な農作物を収穫できるのではないかと思うのです。
自然環境に対する影響を懸念する人もいるのではないかと思うのですが、(田舎の田園環境の出身であることは前に書きましたが、)子供のころの経験から考えるに、自然環境の変化は、農薬によってもたらされたというよりも、用水路のコンクリート化、ため池の減少、住宅地の増加、洗剤を含む生活廃水の流入、街灯の設置、道路の舗装、農法の変化などによる環境の変化のほうがはるかに大きな変化であって、それらの影響を無視して農薬の害だけを考えるのは、間違った態度のように思います。
そんなわけで、我が家の家庭菜園は、実のところ有機でも無農薬でもなく、減農薬であるに過ぎないのですが、それでいいのではないかと思っています。

あと、これらの本の隣にあった「田んぼの生き物図鑑」は昔なつかしい田舎の虫たちがきれいな写真で写っていたので、思わず買ってしまいました。
また、nikoが最近興味を持っているテーブルコーディネートに関する本も買いました。

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